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謎A「動画に隠された謎」
制作秘話
謎Aは、はじめて作った動画謎です。
この動画謎を作るきっかけは、
epoch makerさんの「うごなぞ」でした。
「うごなぞ」の動画を見ているうちに、
「動画謎作りたい!!!」
ってなって、作ったのが謎Aになります。
作った順番は、
謎1→謎2→謎3→謎4→謎5→謎6→謎7→謎8→解答欄(→謎4修正)
と、小謎と全く同じ順番です。
解答欄と動画の字幕を対応させるアイデアは思いついていましたが、
この動画を作り始める時点では、最後の答えさえ決まっていませんでした。
(というのも、字幕に最後の答えを仕組んでおけばいいと思っていたので)
小謎の答えも、「READ HERE」さえ読めればよいと思ったので、
ほとんど決まっていませんでした。
【謎1】
「とりあえず、動画っぽい謎作ろう」
というイメージで作りました。
大謎がうまくいくように、まあまあ長い英単語を答えにしたかったため、
答えは7文字にしたのですが、
この謎に15秒も使ってしまいました・・・。
(また、最後の「7」が小文字になっていることも完全に気づいていませんでした)
【謎2】
「とりあえず、動画っぽい謎作ろう」(2度目)
ということで、スマホのフリックを使った謎に。
今度こそ長い英単語を答えにしたかったため、
答えは9文字になりました。
【謎3】
英語のタイトル「Animation mystery」に「master」の文字が偶然入っていたので、
即採用。
【謎4】
はじめ、ここは全く異なる謎でした。
(実際に見てみたい人はここからどうぞ)
もともと、ここは「変換謎」だったんです。
「BLOOD」は日本語で「血」なので、
答えが「ち」となるように作りました。
なぜこれが現在の「∞」の謎に変わったのかは、後ほど。
【謎5】
大謎がうまくいくには、ここで10文字以上の言葉を入れないといけない。
ということで、真っ先に思いついた「metamorphose」が入りました。
(なんでこれが思いついたんだ・・・)
【謎6】
ま さ か の ネ タ 切 れ
ということで、五十音表を使った問題になりました。
(いま思えば、三が日謎の1問目みたい・・・)
【謎7】
大謎がうまくいくには、ここで10文字以上の言葉を入れないといけない。
ということで、真っ先に思いついた「percentage」が入りました。
(なんでこれが思いついたんだ・・・)
(文章をコピペするな)
この謎は、「P」の形から思いつきました。
あらかじめすべて重なった状態にすれば動画謎じゃなくても出題できますが、
そのときはそんなことなど考えていませんでした(ぉぃ)。
【謎8】
ちょっと中謎っぽい小謎が作りたくなったので、
これまでの7つの謎からそれぞれ1文字ずつアルファベットが出る、
という謎になりました。
⑥については・・・ノーコメントで。
【解答欄】
「READ HERE」を仕組んで、あとは字幕に答えを隠すだけ・・・
だったのですが。
そのとき、気づいてしまいました。
「あ、これじゃメタられる。」
「abcdefghを拾え」という問題文から、いきなり字幕を拾ってしまったら、
小謎を一切解かずに答えが出てしまいます。
ということで、
「READ HERE」→(字幕から現れる指示文)→(解答欄から拾うと現れる答え)
という形に変更。
あと、せっかくなので、
(字幕から現れる指示文)が出た後、
字幕から再び拾ってしまうと「ここに答えはない」のようなメッセージが現れてしまう、
というギミックも仕込むことに。
ここで、僕は思いました。
「最後の答え、どうしよう」
はじめ、答えは字幕に隠すつもりだったので、答えはほぼなんでもよかったのですが、
最後の答えを解答欄から拾うことにしてしまったため、
これでは答えがかなり限られてしまいます。
悩みつつ、解答欄を眺めていると、
「KOTAE HA」という文字が拾えることが判明しました。
あとは、「なんか動画っぽい」最後の答えさえあればOK。
ということで、いろいろ悩んだ結果「PAUSE」に決定。
それをもとに字幕の指示文を作り、ひとまず謎は完成しました。
(この時点では、「謎3の表と解答欄を対応させる」という解き方は思いついていませんでした)
【デバッグ】
デバッガーを募集し、5名のデバッガーに謎Aを解かせました。
すると、とあるデバッガーから、こんな一言が。
「『ち』は血や地など複数の文字がありますけど、
これが最終正解に大きく関わることはありますかね。」
はじめ、このことは特に気にしていませんでした。
しかし、(文字数が違うとはいえ)答えがGROUNDになったらまずいことになります。
というわけで、謎4を変更することにしました。
【謎4改】
はじめは、
「答えが漢字の『血』になればいい」
と思っていて、謎自体は変換謎のままにしようと思っていましたが、
なかなかうまくいかず、変換謎はお蔵入りに。
結果、「BLOOD」を答えにするために、
「∞」(OO)を使った問題にしました。
「BLD」は「BUILDING」っぽい(?)ということから、
この謎を思いつきました。
これで謎4は修正完了。
また、デバッグの際に、
「端末によって秒数が違う!」
ということもわかったので、大謎を気づきやすくすることも兼ねて
「たった72秒の動画に詰め込まれた謎。」
というキャッチコピーに決定しました。
あとは一部の微調整を行い、修正版をYouTubeにアップ。
こうして謎Aは、完成しました。
はじめての動画謎を作ってみた感想ですが、
結構大変でした。
秒数調整は大変でしたね・・・。
また、動画に変換する際にバグも発生したりしていて、
動画に変換→動画を見る→バグる→動画をゴミ箱に捨てる
というループをしまくっていました。
動画謎ならではのアイデアは全然思いつきませんでしたが、
個人的には結構いい謎ができたと思っています。
では、最後に感想フォームの難易度投票結果と、送られた感想を紹介。
【難易度投票】
全員が6以上に投票しました。
平均7.86でした。(小数点以下3位四捨五入)
謎解き5daysの一問目にしては高い難易度だったようです。
【感想紹介】
「字幕には気づけませんでした。」
「字幕の存在に気づけるかどうかが一番のポイントでしたね。
(知らない人だと永遠に解けないかも……)」
字幕を出す指示がなかったので、
YouTubeの字幕機能を知らないと難易度がかなり上がりますね。
どこかに「字幕をつけろ」という指示文を用意しとくべきでした。
「停止しつつ解くのが王道であるけれども、
ダブルクリックすると拡大されるユーチューブの性質上、
難しいというより面倒くさいですね」
PCだと仕様上そうなってしまうんですよね・・・
秒数を使った謎だったのでどうしても「ぴったり72秒」でなければならず、
その結果ハイスピードな謎になってしまいました。
「斬新でとても楽しかったです」
ありがとうございます。
謎解き5daysの謎はすべて、「斬新」で「楽しい・面白い」謎を目指して作ったので、
「斬新」と言われると嬉しいです。
以上、謎Aの制作秘話でした。
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