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謎B「己を信じよ」

​制作秘話

 

#謎解き5days の中で最初に作った謎が、謎Bです。

作ったきっかけとなったのが、

「オオカミのふざけんなぞとき」。

(特に「ふざけんな」とは思いませんでしたが)

(「カタカナ非対応」っていうのはちょっとイラっときたけど)

途中、

 

「『ふせいかい』が答えなわけねーだろ(ノ)•ω•(ヾ)」

​というメッセージがあったのですが、

それを見たとき、僕はこう思ったんです。

「だったら、『ふせいかい』が答えになる謎作ろう」

そこで、いろいろ「疑ってしまう」答えを考えてみました。

「まちがい」「ちがう」「はずれ」「あうと」「ざんねん」…

また、これらが「疑い」をかけてしまう言葉であることから、

最後の答えは「うたがい」に決定。

4つの(簡単な)小謎を解いて、「疑ってしまう答え」が出て、

そしてまともな大謎があって、正しい答え「うたがい」が出てくる

という形になりました。

(なお、「た」が入った「疑ってしまう答え」が思いつかなかったので、

最終的に「こたえではない」になってしまいました)

そして大謎。

はじめ、最後の答え「うたがい」を出す工程を

単純に「魚の骨」形式にしようと思っていましたが、

小謎の答えを眺めていたらそれより良い案が思いついたのです。

「あうと」

「こたえではない」

「まちがい」

「ふせいかい」

が、

「ライン」

「トライアングル」

「スクエア」

​「ペンタゴン」

と同じ文字数であることに気づきました。

こうして、「イラエタを読め」という大謎の問題文が完成。

​ちなみにデバッグ前はこんな感じでした。

 

左上だけが変わってます。

なぜ変わったのかは、後ほど。

【左上】

実は、それぞれの小謎にはテーマがあります。

左の2問は、引っ掛け系の謎になっていて、

右の2問は、問題文が変わる(メタる)と「それっぽい答え」が出る謎になっています。

ということで、「引っ掛け系謎」の定番、#きのした謎 を採用。

【左下】

引っ掛け系ということで、

「枠内だけかと思いきや、問題文も含めて考えないと解けない」

​という謎に。

(かなり既出ネタですが・・・)

【右上】

個人的には、4つの小謎の中では一番好きです。

普通に解くと「まちがい」になり、メタると「せいかい」(成果い)になる謎なのですが、

なかなかこれを作るのは時間がかかりました。

(改めて見ると「作るもの」がトリッキーですね)

【右下】

答えの文字数が5文字、問題の記号も5角形ということで、

角を対応させるという謎に決定。

実はこれ、「そ」から星を描くように丸を読んでいくと「そのとおり」になるんですよ。

さて、これで謎Bはひとまず完成しました。

あとはデバッグ。

【デバッグ】

こんな意見がありました。

「特にこのままで問題ないと思いますが、

『先』の読み方が『さき』と『せん』の2パターンあるので、

読み方が1つしかない漢字にした方がいいかもです」

この意見が送られてきたときは、別に修正する必要はないと思っていました。

が・・・

【謎B公開日の1日前】

「やっぱり修正したい!!」

ということで、左上の小謎を急遽修正。

#きのした謎 であることはそのままに、

枠内の内容を大きく変更しました。

こうして、ギリギリながらも、謎Bは完成しました。

その時は、「きらい」という別解には一切気づいていませんでしたが・・・

「きらい」に気づいたのは公開日でした。

「いやちょっと待ってこれ・・・別解じゃない・・・?」

という感じで偶然見つけました。

そう、あの「きらい」は完全に想定外だったんです!

信じられないと思いますが、本当に想定外だったんです!!

こうして、解き方の順番は

小謎解く→大謎解く→答えが出る

から

小謎解く→大謎解く→言葉にならない→実は左上で見落としていた→答えが出る

に変更され、謎Bは今度こそ完成したのです。

では最後に、難易度投票結果と感想を紹介。

【難易度投票】

平均は5.56でした。(小数点以下3位四捨五入)

下のグラフからもわかる通り、3と7に投票した人が特に多かったです。

 

【感想】

「イラエタに気づいたとき『好き』って思いました」

ありがとうございます。

本当に「あ!」とひらめいた大謎なので、

大謎を褒められると嬉しいです。

できれば「イラエタ」は言葉にしたかったんですが。

「『イ』『ラ』『エ』『タ』をその画数で2、2、3、3文字目を

読む指示かと思ってしまった」

想定外です。

むしろ、それでも正しい答えが出ることに自分が驚いています。

「不安な答えばかりで今も疑心暗鬼」

「1段で飛び込むの怖すぎです」

「本当にこれでよいのかは『疑っ』てしまいます。」

「正直自信はゼロ」

「合っているか自信はないです」

ありがとうございます!!

・・・というわけで!

「小謎の答えが『ふせいかい』や『まちがい』だったら疑ってしまう

の結果は、

「タイトルが『己を信じよ』であったとしても、疑ってしまう」

でした。

以上、謎Bの制作秘話でした。

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